知っ得べき!手書き履歴書で好印象を与える、美しい文字の書き方
パソコンやプリンターが普及した時代になっても、就職活動時、または転職活動時に、手書きの履歴書やその他書類の提出が必要!という場面もまだまだあったりするものです。面接官も手書きで記入した書類を読みながら面接を行う訳ですから、「読み見づらいな」「汚い文字だな」と思われてしまうよりは、「この人は綺麗な文字を書くなぁ!」という印象を与えたいものです。そこで今回は「面接で好印象を与える、美しい文字の簡単な書き方」をご紹介していきたいと思います。
文字の線はリズムよく丁寧に。最後までしっかり書くこと
当たり前のことですが、漢字やひらがな、カタカナといった文字は線でできています。特に、ボールペンや万年筆で文字を書くと時は、筆圧やスピードによって線の美しさも変わってきます。筆圧を下げて、速く文字を書きすぎると、軽い軽薄な線になってしまい、書いた文字全体についても同じような印象を与えてしまいます。
逆に筆圧を上げて、ゆっくりと文字を書きすぎると、ふらふらした線になってしまい、文字に迷いがあり不慣れな印象を与えてしまいます。程よい筆圧で、リズムよく適度なスピードで丁寧に書くことで、美しい文字の線が描けるようになります。ポイントは線の終わりまで筆圧を下げずに、しっかりと最後まで書くことですよ。
少し右上がり、等間隔の横線を書きましょう
例えば漢字の「二」という文字を書く際、そのまま水平に二つの横線を引くよりは、ほんの少し右上がりの横線を書くことで綺麗に見えたりもします。線と線は等間隔で、終わりまで筆圧を下げずにしっかり最後まで書きましょう。その他にも漢字の「三」や「平」、「来」などの横線も同様に書いてみると美しく見えてきます。
縦線はまっすぐ書こう
例えば漢字の「川」を書く際に、三つの縦線を最初から最後まで、まっすぐ垂直に書くときれいに見えます。横線と同様に縦線も等間隔に書くとさらに綺麗に見えてきます。この要領で漢字の「州」や「訓」、「順」などにある3つの縦線も書いていくと美しく見えてきます。
はねやはらいは、習字を意識して書こう
「習字」の時には意識して書いている「はね」や「はらい」ですが、ボールペンで文字を書く時は、案外忘れがちです。習字の美しさを演出するのが、「はね」や「はらい」なので、ボールペンや万年筆でも意識して書くようにしましょう。「はね」や「はらい」を忘れないで書くポイントは、線の終わりにきたら、心の中で、はねるやはらうとつぶやきながら書くことです。心の中でつぶやくクセをつけることで、自然と意識されてきますので、結果的に「はね」や「はらい」が書けるようになってきます。
点は打つのではなく書く
例えば漢字の「魚」を書く際、下にある点が貧弱で筆圧が低いと、全体としてバランスの悪い仕上がりになってしまいます。よく、「点は打つ」と言われますが、漢字では点を書くと意識しましょう。複数ある点の間隔を、なるべく均一にして書くとより美しく見えてきます。点をしっかりと書くことで、堂々とした印象で、しっかりとした漢字の仕上がりに見えてくるでしょう。
最後にまとめ
今の時代になって、手書きの履歴書を求めてくる企業ってどうなの?という声もあるかもしれませんが、手書きの履歴書、付随する応募書類などの書き方、文字を見ることで、その人の「教養力の高さ」や「性格・気性」などが見えてくるとも言われます。その他の場面でも、例えば会社訪問時の訪問受付票の記入、冠婚葬祭などの際に「手書き」が求められることもあります。転職や就職の時だけでなく、日常生活の中でも役立つ知識ですので、この機会にぜひ覚えておくようにするといいですよ。
(寄稿者:ハンターさん)
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