プチ憧れのお仕事！「社長秘書」に求められるスキルって？

【その1】忙しくても冷静、超余裕！的なオーラを身にまとえ！

社長が仕事に集中できるような環境を作るのが社長秘書の仕事。第一線で仕事に邁進している社長はとにかく忙しいので、細かい単位でスケジュールを調整していくスキルも必要ですし、たくさんのスケジュールが入ってきて、どう調整すれば良いのか分からなくなる！なんて事もあったりするでしょう。でも、そんな時に覚えて頂きたいのは、秘書も社長一緒になって、忙しさに巻き込まれてはダメということ。

社長秘書に必要なのは、ある意味「冷静で落ち着いた、超余裕的なオーラ」なのです。もしあなたが社長秘書になりたいのなら、毎日の忙しさや疲れを、人に見せないようにする癖付けも結構大切だったりすると思います。もちろん突然、何事にも動じない自分を演じ始めるのは不自然ですし、自分自身が疲れてしまうとも思いますので・・・ほどほどからでよいのですが。

【その2】社長秘書は「聞き上手」であれ！

自分のことを喋りたい！聞いてほしい！という、ガツガツ系＆構ってほしい系の女子は、秘書に向いていないように思います。社長秘書の仕事というのは、社長の行動スケジュールを調整するだけでなく、社長が仕事をしやすいように、精神的なサポートを行うのも役割の1つになると思います。

私の場合も社長の仕事の愚痴の話や趣味の話、今日食べるランチのことや着るスーツの色まで、社長から様々な話を聞かされ、相談を受けたりした事もあります。ここで皆さんに伝えたい事は、完璧な回答、アドバイスで切り返すのが重要なのではなく、きちんと社長の話を聞いてあげること！だと思います。そう、社長秘書に必要なのは「人の話を聞く力」！なんだと思いますよ。社長秘書を目指してみたいと思う方は、家族や友人、恋人などの話が上手に聞ける、「聞き上手」を目指して頑張ってみましょう。

【その3】美人でなくても良いのです！大切なのは「愛嬌」

「社長秘書＝美人」というイメージで捉えていませんか？もちろん美人の方がいいという声もあるかもしれませんが、決して美人でなければいけないという事ではありません。ポイントは仮に美人でなくても、「愛嬌」は必要ということ。相手を和ませてあげるニコニコ笑顔、物腰の柔らかさ、社長の傍にいても邪魔にならない雰囲気などなど、他人から良い印象を持たれる、可愛がられる「愛嬌」を身に付けるのも社長秘書の大事なポイントだと思いますよ。

筆者も色々と試して、頑張ってみてました！

私が某会社の社長秘書として働いていた頃は、洋服のコーディネートを少し淡い色にしてみたり、ナチュラルメイクにして女性らしさを強調するようにもしていました。自分が本来持っている女性らしさ、可愛らしさをどのように活かすことが出来るのか？自分なりの愛嬌の出し方を探ってみるのも結構大切なのかなと思います。ちなみに世の中ではよく、「社長秘書になるなら、まずは秘書検定！」という方も少なくないと思いますが、同時にこういった心構えや気遣い、セルフプロデュース力も身につけておくことをおすすめしますよ。

（寄稿者：ゆりぽんさん）