教えて！公務員転職を支援してくれるサイトが知りたい！

やっぱり公務員になりたいから転職しようと思っても・・・

一度は民間の企業に就職したものの、やはり自分は公務員になって安定した生活を手にしたい。そんな考えを持っている人も案外多いと思います。しかしながら、就職時ならまだしも、中途採用で公務員を目指すとなると、実際のところあまり求人情報を見かけることはありません。

転職サイトであまり良い情報が見つからないので転職エージェントに登録してみた。例えばそんな方もいるかもしれません。しかし、転職エージェントは基本的に採用報酬を受け取る形の人材ビジネスとなっているため、採用報酬や求人広告費を使う事が多くない官庁や自治体、団体関連の求人情報はほとんど取り扱っていないのが現状です。

実はごく一部の転職サイトでは公務員転職の情報もある

基本的には転職サイトや転職エージェントで見かける事が少ない公務員の転職情報ですが、ごく一部の転職サイトでは、情報が出てくる事もあります。例えば転職サイトの中でも有名な「リクナビネクスト」では、検索カテゴリーの中に公務員転職のカテゴリも用意はされており、こちらをチェックしてみると公務員、団体職員に関連する転職情報が出ている時もあります。

リクナビネクストで過去に掲載されていた事例

以下はこれまでに、「リクナビネクスト」の公務員転職のカテゴリの中で実際に採用募集が行われていた求人情報の一例です。現在も募集しているとは限りませんが、参考までにご覧頂ければと思います。

（例1）横浜市交通局の地下鉄保守技術員（免許・資格不要）
（例2）山梨県職員（本庁または出先機関での勤務想定）
（例3）北海道二海郡八雲町役場の職員（町有林管理や地域活性化ビジネス）
（例4）JA北海道厚生連の介護職員（未経験可）
（例5）兵庫県国民健康保険団体連合会（事務系総合職）
（例6）新潟県上越市の職員（民間企業経験者募集）
（例7）佐賀県の一般行政事務職員（5年以上の職務経験）
（例8）愛媛県の松山市役所（学芸員、保健師等の募集）

その他にはハローワークで募集情報が出てくる事も

民間の転職サイト、転職エージェント以外では、公的機関であるハローワークで、タイミングによっては公務員転職に関する情報が出ている事もあります。ただし、ハローワークで出会える情報として比較的多いのは各自治体の「臨時職員募集」に関する情報です。

加えてハローワークは仕事を求める人が集まる場所という特徴もあるため、臨時職員募集に対する応募の人数は非常に多くなりがちです。つまり募集人数に対して応募が極端に多くなる傾向のため、競争倍率が高く、採用内定の結果を得るまでには運の良さも必要になるかもしれません。

転職サイト登録やハローワーク利用と同時に、公式サイトのチェックを

もし公務員転職に関する情報が欲しい場合は、定期的に転職サイトやハローワークの情報をチェックすると同時に、各自治体、団体の公式サイトもチェックしておく必要があります。ちなみにリクナビネクストのような転職サイトの場合は、興味のある検索条件を保存しておいたり、新着情報のメールマガジンを受け取ったりする方法で、効率的に情報収集を進める事もできますが、ハローワークや自治体の公式サイトなどは自ら定期的に採用情報の有無をチェックしに行く必要があります。