ハローワーク気仙沼

現在は東新城にあり、近くにはボーリング場やローソンなどもあるので目印になるかとは思います。建物の中は思っていたよりも狭いですが、清潔感はあります。受付などの対応も悪くありませんし、用事で行けばすぐに人が対応してくれます。相談時も比較的親身に話を聞いてくれる感じで好印象でした。

震災の影響で現在は東新城という場所で、プレハブの建物の中でサービスを提供しています。ここは駅もバスも近場にない場所なので、車や原付で行くしかないかもしれません。また、駐車場は25から30台程度あるので、今のところ駐車できなかった事はありません。

施設内の雰囲気は、誰でも気軽に立ち寄れるような感じなので堅苦しさはありません。窓口には対応する職員の人が7、8名程度いて、相手の気持ちに寄り添うような丁寧な対応をしてくれます。あと、内部には10台ほどのPC端末が置いてあり、気になったものがあれば10枚までは印刷することもできます。私は現在求職中ですが、近場に用事があった際に良い仕事がないかを探しに行っています。

首都圏で勤務した後に転居しましたが、リクナビなどのエージェントサイトに求人を掲載している企業は全くといっていいほどありません。理由は中小企業が多く、エージェントに手数料を支払うような余裕がないからです。かといってハローワークに良い求人があるかというと、こちらにもありません。たまに良い求人が出てもあっという間に埋まってしまうため、良い情報が欲しければハローワークに通い詰める必要があります。

私は役所や地域の会報なども利用して求人を探しました。後は新聞の求人広告も使いました。田舎町は結局の所、人間同士のつながりがキモになります。私は近所のおばさん達とも仲良くしていたので、世話好きのおばさんたちが良い求人を持ってきてくれました。もし非社交的な性格だったらどうなっていたかを考えるとゾッとします。

失業保険の対応は良かったと思います。まず、離職票を持って1Fの受付窓口に行きます。その際に「失業保険の申請に来ました」と用件を伝えると次の行き先を教えてもらえます。ハローワーク気仙沼の場合、失業保険に関わる業務は2Fで行っていて、2Fで申請書類の確認や退職理由の有無などを係員に伝え、初回説明会の日程を設定してもらいます。そして初回説明会では今後の失業保険の認定日や失業保険を受ける為に必要な就職活動などの説明があります。

ちなみに認定日は予約制になっていたので指定時間より少し早めに行くのがおすすめです。どうしても認定日に行けない場合はハローワークに連絡し、別の日程を設定してもらいましょう。ハローワークに行かないと失業保険は給付されませんし、日にちが経つほど失業保険を受けられる期間も短くなるので、離職後は速やかに申請する方がいいです。

あまり広い駐車場とは感じないものの、舗装されています。平日は誘導の警備員さんがいるので指示に従って駐車する形です。私が行った時は空いていましたが、イベントやセミナー、失業保険の認定日の時などは状況が変わって混雑するかもしれません。そういった時は時間に余裕を持って出発した方がいいと思います。

ハローワーク気仙沼の建物は震災後にできた仮設の物ですが、現在も機能していて駐車場も用意されています。停められる台数は概ね20台位だと思いますが、比較的大きな道路に面している上、警備員の方が誘導してくれるので出入りの心配は特にありません。満車になっているのは見たことがないので、車は停めやすいと思います。

ハローワークではなかなか仕事が見つからなかったので、店舗の貼り紙やチラシの求人募集を見て電話したり、面接を受けたりしていました。サービス系や接客系の仕事の場合、時には面接で落ちてしまうこともありましたが、中には本当に人手が欲しくて募集しているようなところもありました。あとは田舎は人と人との繋がりが大きいため、誰かの紹介で働く事が多いのではないかと思います。私自身の親も定年が近づいた時、友人などから仕事を紹介されていたようでした。