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【一昔前より気軽】転職フェアは転職活動がイマイチピンと来ないときにお薦め

最近電車の中などで「doda転職フェア」「@type適職フェア」「マイナビ転職フェア」など、転職フェアに関する広告を見かける機会が多くないですか?今回は転職フェア(転職イベント)をテーマに、どんな人、どんなタイミングの時にお薦めなのか、ご説明していきたいと思います。

【一昔前より気軽に】転職フェアは転職活動がイマイチピンと来ないときにお薦め


「転職を肌感覚で体験」。一昔前までとは雰囲気も内容も変わってきている


転職フェアって企業がたくさん集まって、我が社の求める人材は~っていうような場所でしょ。なんとなくそんなイメージで考えていませんか?一昔前までは、いわば企業の合同採用説明会という感じが主流だったと思います。何社かの企業の話を聞いて、興味があれば応募してみて。仕事に困ってそうな人が多そうなイメージで、会場の空気もちょっと張り詰めた感じかもしれなくて。


しかし昨今の転職フェアと呼ばれるイベントは、一昔前と随分雰囲気も内容自体も変わってきています。具体的な変化のポイントについては以下に挙げていきたいと思いますが、自分の肌感覚で触れる、感じる、知ることができる、そしてよりリラックスして気軽に参加できる、そんなイベントになってきています。もし自分の転職活動の進め方に疑問を感じていたり、イマイチピンと来てないんだよな~と感じている方は、こういった転職フェアを体験してみるのも良い刺激になると思います。


著名人の講演、キャリア相談、応募書類のアドバイスなど、オープン化&大型化


昨今の転職フェアでは出展企業の採用に関する話が聞けるのはもちろんですが、著名なアスリートが人生の大事な決断を行った瞬間についての話や、有名企業のヒット製品開発に関する秘話などの講演(ゲストスピーカーとして講演)もよく行われています。こういった講演は、著名人も自分と同じようにキャリアに悩み、勇気を持って意志決定した結果、今の成功に至っているんだということも感じられて、なかなか根強い人気のプログラムとなっています。


また、企業への応募ありきではなく、自分は転職できるのだろうか?今の採用動向や景況感なども踏まえて、転職すべきタイミングなのだろうか?など、個別にキャリア相談ができるコーナーも用意されていたりします。これは日々転職の現場で仕事しているキャリアコンサルタントが主体となって相談にのってくれるわけですが、いわば出張相談会のような感じのものです。転職市場の実態や今の動き、過去の企業の採用事例などを知るプロだからこそ、転職できるキャリアである、いや、今の会社に残った方が良いなどの診断、アドバイスを行ってくれます。


その他にも履歴書や職務経歴書(応募書類)の正しい書き方、合格率向上のための見せ方のコツなどが学べるコーナーも用意されていたりします。こういったコーナーでは、業界や職種別の書き方について、また手持ちの職務経歴書の添削を行ってみてくれるなどのケースもあったりします。他にもいろんな企画のコーナー、プログラムが用意されてあったりする訳ですが、転職ありきではつまらないし、集客力も上がらないということで、主催者側も工夫したイベント運営を行っているわけです。


私服でOK、履歴書不要、帰りには交通費またはお土産なども?


また昨今の転職フェアは以前よりも「気軽に参加できるようになっている」というのもポイントです。具体的には私服でOK、ちゃんとした履歴書を持参しなくても参加OKなどが昨今の「普通」だったりします。ちなみに履歴書はなくてもOKなのですが、その場合は事前にインターネットで簡単な申込み手続きを行っておくか、転職フェア当日に参加手続きの用紙に記入をすればOKといった流れが多いです。


また転職フェアの帰りには交通費を支給してくれるというようなサービスもよく行われています。具体的にはQUOカードがもらえる事が多く、そちらを交通費としてどうぞお使いください、といったフェアが多くなっています。その他にもたまに書籍のプレゼントであったり、企業がちょっとしたお土産をくれたりするケースもあったりするようです。


出展企業数についても最近は30から50社くらい集まっているのが普通になっていたりします(開催地域にもよる)。また、大型の転職フェアの場合には100社の人事担当者が集結!なんていうこともあったりします。転職フェアは行くのが面倒という方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に行ってみると結構参考になったという声が多いのもまた事実で、ある企業の人と話したのがきっかけで、書類選考はOKなので、ぜひ次の面接に!と誘われたりすることもあったりします。ひょんなことからご縁があって・・・そんな機会が創れる場、体験できる場として結構お薦めです。

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