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転職理由のネガティブ連発に気をつけて!受かる人は伝え方にも気を配る

面接の場面で当たり前のように質問されるのが「転職理由」。あなたの伝え方、ネガティブになりすぎていませんか?転職理由のネガティブ連発は自ら選考に落ちようとしているもの。もし受かりたい!と思うなら、しっかりと相手の気持ちになって、伝え方にも気を配るようにしたいものです。

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人事担当者も聞いていてガッカリ。ネガティブ転職理由のオンパレード


面接の場面で当たり前に質問されるのが「転職理由」。なぜ今回、転職しようと思ったのですか?そんな質問をきっかけに、退職するであろう会社の不平不満を知らない相手に伝えていませんか?あくまでも一例ですが、「意味のない残業ばかりで」「経営者や上司が横暴で」「仕事に見合うだけの給与をもらっていない」「当初聞いていた話とこんなにも違うという話を並べる」などなど。自分では普通のつもりでも、聞いている相手(人事担当者)にとっては知らない会社での話。不平不満を連発してあれこれと聞かされる側にとっては、「この人は色々と文句ばかりで・・・」という印象になってしまうかもしれません。


転職というのは本来、何らかの不満がきっかけになって始まるもの。企業の人事担当者もそこは理解しています。しかし、度が過ぎた伝え方では面接での印象も大きく悪化してしまいます。問題は人それぞれ、不満がきっかけになって転職を考え始めるものの、如何に会社や人のせいにし過ぎない伝え方ができるかです。面接という場面、お互いにまだあまり面識もない第3者がいる場面で、働いている会社や人への不満を連発する。企業の人事担当者の立場からすると、「うちの会社に入社した後も、こんな風に知らない相手に対しても不平不満を平気で言って歩くのだろうな」そんな印象を持つ結果になってしまうでしょう。


ネガティブワードはメインメッセージにせず、サブメッセージ化を


上記でご説明したように、ネガティブな転職理由を連発しても良い結果にはつながりません。大切なのは「伝え方」と「相手への伝わり方」です。自分の伝え方は相手にはどのように伝わっているのか?を意識して、伝え方を変えていくことが重要です。人それぞれ言葉遣いや口調、強調して聞こえてしまう箇所、話す時の表情や仕草などにいはクセがあります。「残業が!」「休みがないのが!」「仕事に見合う給与が!」そんなワードの部分ばかりが強調されてしまうような話し方、伝え方をしていませんか?その時の顔の表情は怒りに満ちていませんか?


ここで1つアドバイスしておきたいのは「伝える文章の主役をネガティブワードにしないこと」です。あなた自身の心の中で思っていることをわかりやすく表現すると、「残業」「休みがない」「仕事に見合う給与じゃない」などになるのかもしれません。しかし、そのネガティブワードをそのまま主軸、メインメッセージに据えて相手に聞かせるのはNGです。改善のポイントになるのは、ネガティブワードを「サブメッセージ化」することです。


■(ネガティブ例)仕事に見合うだけの給与をもらっていない
→こんな給与ではやってられないというメッセージだけがストレートに、メインメッセージとして聞こえてしまう。また言い方も端的すぎ、批判的に聞こえてしまう。


■(サブメッセージ化例)仕事のやりがいはあったものの、生活していく上で給与の悩みもあった
→仕事自体はポジティブだったというメッセージを第一に強調し、続くサブメッセージで給与の不満をさらりと添える。給与だけを考えている訳ではないという伝え方。


例えば上記のような形で相手への伝え方を工夫することも大切です。面接の場面で大事なのは「話せばわかる!」ではなく「話し方次第でわかってくれる!」ということです。お互いに友人という訳ではありませんので、相手への印象を考慮した言葉作り、伝え方が大切。しかし、こういった転職理由の伝え方はいきなりすぐにできるとは限りません。事前に面接での想定問答を考えて、丁寧に言葉を選んで伝えることができるように、練習をしておくことも大切です。これだけでも面接の印象は大きく変わってきますので、面倒くさがらずに、しっかりと転職理由を整理して取り組んでみるべきです。

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