転職エージェントでは転職支援サービスの1つとして、企業での面接を控えた転職希望者の方に、面接合格のための対策、指導を行なってくれるのが一般的です。ここでは具体的に転職エージェントのコンサルタントがどのような面接対策、指導を行なってくれるのかをご紹介したいと思います。面接には自信がなくて、、学生時代以来、面接を受けていないから不安、、というような方はぜひ転職エージェントにコンサルタントに相談してみるのが良いでしょう。
アドバイザーは面談時に、あなたの「面接力」を見極めている
転職エージェントに登録すると、後日キャリアアドバイザーと顔合わせを行い、具体的な求人情報の紹介等を行なってくれます。そしてその際に、キャリアアドバイザーはあなたが「面接に強そうなタイプか」「面接に弱そうなタイプか」も同時に見極めています。つまり、企業側の採用面接という視点から見た場合、内定可能性がありそうか、受けの良さそうなタイプであるか、そうでないかを見極めているのです。
書類選考は通過するが、面接は通らないという人も
エンジニアの方などに見られるケースなのですが、人物も非常に真面目で、これまで手がけてきた仕事に体する責任感も強く、転職後の希望条件に関しても決して無理を言っている訳ではない。そういった方で書類選考はすんなりクリアしやすいものの、いざ面接となると本人の内気な性格も影響してかうまく面接官とコミュニケーションが取れずに終わってしまい、不合格が続くという方もいらっしゃいます。こういった場合、人物の問題なのではなく、限られた面接の時間の中で的確に相手とコミュニケーションが取れるかがポイントとなってきます。
アドバイザーが面接合格のコツや企業特有のクセを教えてくれる
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、面接に臨むにあたっての基本的な姿勢について、テクニック、面接を行う企業がよく行う質問とそれに体する望ましい回答についてなどをあなたに教えてくれます。それは外見の雰囲気(身だしなみ、姿勢、表情、相手の目を見て会話を行うなど)から、発声(声の大きさ、あなたの言葉遣いのクセ)、一般的な面接で質問されやすい事項の想定問答(自分の経歴を簡略に紹介する、転職したい理由、応募した理由、他企業の選考状況を質問された場合など)も含まれます。また面接を受ける企業の面接官がよく定型的に質問する内容や、期待している回答はこういったものであるというような情報まで提供してくれます。
別のアドバイザーを相手に模擬面接を行って練習する事も
面接が苦手という方の場合、面接合格のためのアドバイスや指導をキャリアアドバイザーから受けた後、実際に別のアドバイザーを相手に模擬面接を行なってもらう事もできます。別のアドバイザーが面接官になりきって、あなたに対して様々な質問を行い、あなたの面接力を高めていくための作業を一緒に行なってくれるのです。もちろん面接慣れのためには場数を踏む事も大切なのですが、面接対策を行った後の本人の自信のつき方、それに体する合格率についてもやはり大きな差が出るものです。転職エージェントのキャリアアドバイザーもあなたが面接に合格する事を望んでいますので、自信がない方は相談してみるのが良いでしょう。