ハローワーク職員の対応は良い?悪い?人によって違いあり
ハローワークと言えば公的な組織であり、全国の求職者の就業、再就職を支援しているところ。雇用のセーフティネットとして、国が力を入れている就業支援施設であり、仕事探しに関する相談ができたり、職業紹介が受けられる場所です。今回はハローワーク職員の対応が良い?悪い?人によって違いあり、というテーマで解説していきたいと思います。
初めてのハローワーク。職員の人に相談をしてみたら・・・
失業保険に関連する手続きや仕事探しのために、初めてハローワークを訪れてみたものの、右も左も分からない。まずは受付でハローワークのサービスに関することや、担当窓口の場所についてなどを質問してみたり。そんな経験を持っている方はとても多いと思います。ハローワークは地域によっても大きさ、規模が異なるのですが、世の中が不景気なときや失業保険の認定日に当たる日などは概ね混み合う傾向にあります。そして失業保険の給付を受けるにしても、求職活動をすることが必要です。
ハローワークでは求職活動を行うにあたって、仕事探しに関する相談(職業相談)や、求人情報の紹介を受ける(職業紹介)ことができます。具体的には仕事探しに関する悩みやわからないこと、個別の求人情報への応募を行う際などに職業相談の窓口を利用することになると思います。ちなみに職業相談をする場合にはもちろん、相談の順番があるため、窓口が空いている時にはすぐに相談できるものの、混み合っている時には待ち時間が発生することもあるでしょう。
ハローワーク職員の対応が良かった!悪かった!の声
このハローワーク職員への職業相談に関して、求職者の方から「対応が良かった!」「対応が悪かった!」などの声、意見がたくさん出てきます。なぜ良かった!悪かった!などの声が出てくるのでしょうか?問題は対応するハローワークの職員も「人」なので、求職者側との相性が合ったり、忙しいが故に言葉足らず、説明不足な面があったり、失業して不安な気持ちになっている求職者への配慮が足りなかったりすることに起因していると思います。もちろん逆の場合もあります。親身に相談に載ってくれた、温かい言葉を掛けてくれた、新しい求人が入る度に連絡をくれた、などなどの声、意見もあるようです。
ハローワーク職員の対応が悪い!という意見の方々は「やはり、お役所仕事」というような言葉で表現する方もいます。淡々と受け答えするだけで親身なアドバイスがもらえなかった、周囲は順番待ちで混雑しているのに、肝心の職員はお昼休憩に出てしまった、というような事をおっしゃる方もいました。求職者からすれば、とにかく次の仕事探しを急がなければと思っているのに、納得のいく相談ができなかった事に対して不満がたまってしまうのだと思います。
気持ちを切り替えて、別の職員に相談してみることで、印象が変わることも
ハローワークの職員として働いている人の中には、年配の人もいれば、若手の人もいます。相談にのる経験が豊富な人と、豊富でない人もいます。また、特定の業種や職種に関しては詳しく相談に乗れるものの、わからない分野については正直深く相談に乗れないという人もいるでしょう。さらにものの言い方、伝え方が巧い、下手という人もいるでしょう。求職者の側に立って、対応を改善してもらうためには、職員自身の意欲の問題と、経験値の問題も出てくると思います。もし経験値が問題であれば改善も進みやすいとは思いますが、意欲が足りない(と思われる)職員の人については、相談する求職者側もしんどい思いをしてしまいます。
もし相談相手の職員の人と話が合わない、相性が悪い、納得できる対応がしてもらえないと感じた場合には、改めて別の機会に別の職員の人に相談するのが良いでしょう。例えば前回年配の職員が担当で対応に不満があったならば、次はもう少し若手の職員に相談してみる、もし子育て中の主婦の方であれば、マザーズハローワークの相談窓口に行ってみるなどです。マザーズハローワークの場合は、同じ子育てを経験している女性の職員が対応してくれることがほとんどとなっています。
最後に自分の希望条件に合う仕事を探すためには、ハローワークの職員に相談してみるのも1つの手ではありますが、自分自身でもしっかりと他の求職活動を行うことが重要です。転職サイトを使って最新の求人情報をチェックしてみたり、スカウトサービスを利用して企業からのアプローチを待ったり、民間の転職エージェント、人材派遣会社を利用してみたり、やれることはたくさんあります。良い仕事、就業先に出会うためには、自ら情報収集力を高め、一手間をかけて行動してみることが大切。選考に落ちてしまう事もあるでしょうが、諦めずに行動を続けることが、良い出会いにもつながっていきます。
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