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狙い目はグローバルニッチトップ!隠れた優良企業の転職情報を探そう

転職はしたいと思っているけれど、具体的にどんな企業が良いのか、正直あまり具体的なイメージはないんだよね・・・という方におすすめの選択肢の1つが「グローバルニッチトップ企業」。普段の生活ではあまり名前を聞くことはないけれど、よく調べてみたらスゴイ!という企業は全国に結構あるものです。今回は「グローバルニッチトップ」という選択肢についてご紹介していきたいと思います。

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グローバルニッチトップ企業100選という情報もある


世間一般的な知名度がある企業ではないものの、よく調べてみたらこれはスゴイ!という企業は実は全国に結構あるものです。そして今回はそんな中からグローバルニッチトップという切り口で、企業を探す方法をお教えしたいと思います。今回のテーマでもある「グローバルニッチトップ」とは、「グローバル(世界に通用する、展開する)」「ニッチ(特定の狭い商品やサービスで)」「トップ(No1シェアもしくは市場で高いシェア)」というもの。決して知名度のある大企業ではないものの、特定の分野では誰もが知っているような優良企業。日本国内にはそんな優良企業がたくさんあったりします。


経済産業省が選定した「グローバルニッチトップ企業100選」というものをご存知でしょうか?これはまさに国際市場の開拓に取り組んでいる企業のうち、ニッチ分野において高いシェアを持ち、良好な経営を実践している企業という定義で選定されたものです。そしてこのグローバルニッチトップ企業100選では全国各地の中小企業を中心に様々な企業が選定、紹介されています。今回は経済産業省のホームページで公開されているグローバルニッチトップ企業の一部を以下にご紹介です。


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経済産業省ホームページ:グローバルニッチトップ企業100選から抜粋、引用


グローバルニッチトップ企業って何が良いの?


これからの転職先の選択肢の1つとして、誰もが知っているような超大手企業だけでなく、グローバルニッチトップ企業をおすすめする理由はいくつかありますが、例えば以下のような点が挙げられると思います。


【1】安定収益が安定経営を生み、安定雇用にもつながる

特定の分野で世界No1もしくは圧倒的に高いシェアを持っており、その製品やサービスの需要が廃れない限りは継続的に高い収益性を持っています。大手企業の方が安定しているというイメージになりがちですが、例えばソニーやパナソニックなどの例を見ても、大手企業だからという理由で安定雇用は望めない時代になっています。また、特定の製品やサービスでNo1シェア、圧倒的シェアを持つ企業が他の企業を駆逐して市場を独占する傾向が強くなっていて、ニッチ世界シェアというのは重要な指標にもなっています。ここを押さえた企業は高い収益性、安定経営、そして安定雇用を実現しています。


【2】意外と知られていないので、採用の競争倍率が高くない

誰もが知っているような大手企業の場合であれば、当然転職の選択肢として興味を持つ人も多くなります。その結果もちろんですが、応募する人の数も多くなってしまいます。いわば採用の競争倍率も高くなってしまう傾向で、それらを勝ち抜いて入社できる人は多くはありません。一方で、グローバルニッチトップ企業は、BtoBの分野である事も多く、世間一般での知名度はそんなに高くない事が多いです。そのため、転職サイトなどで求人広告を掲載したとしても、意外とスルーされがち。優良企業なのに知名度がないために、採用する人材の確保には結構苦戦している、そんな企業があったりもします。


上記はグローバルニッチトップ企業を転職の選択肢として考えるメリットの一例ではありますが、こういった視点で全国の優良企業を探してみると、意外と新たな発見があったりもするものです。今の時代は知名度や規模だけで企業を選ぶ事はおすすめできません。知名度、規模のある大手企業という事だけで転職先を選んだものの、いざ入社してみたら、かなり辛い職場環境だったという経験を持つ方もたくさんいると思います。企業の看板だけでなく、中身を見た企業選びが重要です。


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