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案外捨てられないのがプライド。それが転職活動の落とし穴になる

転職を経験した人であれば、少なからず心当たりがあるという人も多いのではないでしょうか?転職の時に自分自身でも邪魔だと思う時がある一方で、実際はなかなか捨てる事ができないもの、それが「プライド」。今回は転職活動の落とし穴になりかねないこの問題について、ご紹介していきたいと思います。

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プライドを意識して使い分けている人、無意識でひらすら守っている人


一言で「プライド」と言っても、その意識の強さや考え方は人によっても様々。もちろん、仕事でもプライベートでも、自分なりの誇り、自尊心を持って生きたいと考える人が多いと思いますし、ある意味自分自身に誇れる点や自尊心がなければ、自分らしく充実して生きていく事も難しいのかもしれません。


しかし、こと「転職」の話になると、このプライドをうまく整理、区別して現実に即した対応ができる人と、頑強なこだわりに囚われてしまい、自分自身でプライドをうまくコントロールできずに、なかなか転職活動がうまく進まないといったケースがあるように思えます。


特に40代から50代のビジネスパーソンは要注意


転職活動におけるプライドの落とし穴は、もちろん人による部分もあるものの、傾向としては40代から50代のビジネスパーソンは特に注意が必要な問題であると感じます。20代、30代などのうちは、周囲から経験、テクニック、考え方、仕事力を学んで吸収するといったフェーズになる事がほとんどのため、比較的物事を柔軟に考えたり、受け入れてみたりする事にも慣れています。


一方で40代から50代くらいの年齢帯になってくると、自分の考え方や仕事の進め方、仕事における常識を社内で表現したり、評価する、または指導する側の立場になっている人も多いため、こういった人たちがある日突然失業したり、リストラの対象になってしまう、もしくは転職や再就職の必要性に迫られる事態に直面すると、案外転職力が弱かったりもします。


役職、肩書き、年収、任される仕事内容にプライドの罠


転職の時に邪魔だとはわかっていても案外捨てられないもの、それが「プライド」。具体的には次の転職先を探す際に「役職や肩書き」「年収」「任される仕事の内容」といった面で、自分のプライドが前面に出てしまい、転職活動がうまく進まない要因になってしまうこともあります。


例えば前職が国内有数の大手企業の営業部長で、多数の部下をマネジメントしていた、その時の年収はこのくらいだった。それを(次の転職先で)下げられてしまうというのは、戦力として期待されていないと感じるし、自分自身が(転職先から)評価されているようにも思えない。それであれば無理にその企業には転職しないし入社もしない。こういった事がつい先に口に出てしまううちは、なかなか転職先が決まりづらいです。


もちろん現実的な生活、将来設計のことも考えておく必要があるので、転職において安易な妥協を薦めているわけではないものの、気をつけたいのは前職並みの役職や肩書き、年収、仕事内容などに着地させることに苦心してしまい、なかなか現実の採用案件の条件と折り合えず、転職活動が進まなくなってしまう点。


採用する企業側とあなたがうまく折り合うためには?


企業は人材採用を通じて、採用するビジネスパーソンを短期的視点且つ、長期的視点でも見ています。この人が入社してくれたら、短期的にはどんな事が期待できるだろうか?長期的にはどんな風に一緒に頑張ってくれるだろうか?


一方でプライドにこだわる転職者の多くは、採用時点の待遇や条件にこだわる傾向が強いように思います。転職して入社した初年度からこんな役職や肩書き、年収、仕事内容や裁量を任せて欲しい。前職の時はこうだったんだ・・・。これは敢えて厳しい言い方をすれば、既に前職の人ではないのに、いまだに前職を引きずってしまっている、周囲からはそんな風にも見えてしまいます。


もし採用企業と条件面でなかなか折り合えず、うまく転職活動が進んでいないという方は、もう少し転職後、入社後の事も視野に入れて企業の人事担当者とコミュニケーションを取り、信頼関係を築くようにしてください。自らの仕事に本当に自信があるならば、入社初年度は役職や肩書き、年収等で妥協せざるを得ない部分があっても、数年をかけて仕事の成果を積み上げ、全てを取り返していく。こういった発想も時には必要になります。


転職市場は常に動いていて、引き合いが強い業界、職種の仕事もあれば、引き合いが弱まっている仕事もあります。企業の採用動向や自らが経験を持つ業界の景況感を冷静に見極め、自分自身のその時々の市場価値を判断して受け入れ、改めてキャリアを自分の手で再構築していく、作っていく、そんな気概、考え方を持つ事も転職の場面では重要になるのです。

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