その靴と靴下で面接に行くの?面接官が意外と見ている「足元のマナー」
皆さんは面接を受ける際の服装について、真剣に考えたことはありますか?今回は転職活動における「服装」、中でも足元の部分に焦点を当てて、面接を受ける際の「足元のマナー」について解説していきたいと思います。
身だしなみの基本は足元から。靴下にも気を配ろう!
足元のマナーといえば「靴」、そして「靴下」の2つがありますが、ごく稀に選択ミスとも言える靴下を履いて面接に臨む方を見かけます。皆さんがもし人事担当者の側であれば、相手の靴下選びは気になりますか?どんな印象を持ちますか?もし、百歩譲って悪い印象を持たなかったとしても、少しばかりの違和感は持つかもしれませんよね。また、もしかしたらその1つが契機になって、他の部分についても細かくチェックしてしまうかもしれませんよね。事前にしっかりと足元のマナーを知り、失敗しない靴下選びを行えば、ちょっとした悪印象を防ぐ事もできますので、安心してくださいね。
靴下の定番カラーは「黒」!くるぶし丈やハイソックスの靴下はNG!
ちなみに男性のビジネスシーンにおける靴下の定番は「黒」です。これを履いておけばまず間違いはありません。さらにこれは意外な盲点ですが、抗菌素材の靴下等に多い、目の細かい合成素材を使用したもの、これは実は印象があまり良く映りませんのでご注意を。気付く面接官は気付いていますよ。また、靴下の長さは「くるぶし丈以外のもの」であれば大丈夫ですが、ひざ下までのハイソックスは必要ありませんので、これもまた普通の丈のものを選ぶようにしましょう。
「白のソックス」を履いて面接に行っていませんか?
尚、面接において最も間違いの多い靴下選びは意外にも「白のソックス」です。最近はこういった靴下選びをする方も珍しくなってきていると思いますが、採用の現場で日々転職者の方を見ていると、稀に白の靴下を着用した方に出くわします。間違った靴下の色を選ぶと、面接官である人事担当者側も結構気付いて気になるもの。初歩的なマナーなので、面接の際は気を付けるようにしましょう。
足元の主役、「靴」のマナーについても知っておこう!
続いては足元の主役とも言える「靴」のマナーについてです。一言で靴といっても、スニーカータイプの靴から革靴まで、実に様々な靴があります。そしてもちろん、ビジネスにおける主流は「革靴」。中でも「黒色の靴」もしくは「茶系の靴」が定番となっています。
面接を受ける際の靴選びのポイントは、「革の素材選び」です。革については「表革」と「裏革」があるのですが、スウェードに代表されるような「裏革」の靴は避けるようにしましょう。これは、裏起毛の素材は見た目がカジュアルな印象になってしまう傾向があるためです。
靴を選ぶなら「表革」の靴にしよう!
つまるところ、面接における靴選びの選択肢は「表革」ということになります。どういったものが「表革」なのかわからないという方は、表面が毛羽立っていない、つるっとした素材で、光沢感が控えめなものを選ぶようにしましょう。もし知識がなくて不安という方は、お店の店員さんに聞いてみるのも良いでしょう。
さらに靴の素材選びで言えば、「合成皮革」の革靴はなるべく避けるようにしましょう。もちろん金銭面の問題で合成皮革の靴を選ぶ場合もあるとは思いますが、見る人がみれば一発でわかります。端的に言ってしまえば靴が「安く」見えてしまうのです。高ければ良いというものでもありませんが、安っぽく見えてしまう点には注意したいもの。最近ではリアルな革の靴でも値頃なものが多く出てきているので、しっかりとした皮靴を選ぶようにしましょう。
マナーの最重要ポイントは、手入れの行き届いた靴!
そして最後は「靴のお手入れ」について。これはかなり重要なポイントです。革製の靴というのは、履けば履くほど表面も傷んできます。そもそも生き物の皮を使用して作っているため、油分などの栄養分が抜けてくるためです。見た目の状態としては、少し白ばんできたり、ばさばさしたり、見るからに「傷んだ」とわかるような状態になってきます。
靴の手入れというのは、傷んだ箇所に対して行うものですが、簡単に言うと「抜けた栄養分を補う」作業だと思ってください。それをきちんと行なっておくことで、革靴の状態がキープでき、結果的に靴も長持ちします。
靴の手入れが行き届いている=人物としての信頼感につながる
靴の手入れというのは靴のコンディションを維持するのが目的です。しかし、面接のシーンやビジネスのシーンでは、相手から見た印象を高める効果もあります。モノの手入れがきちんと行き届いている=人物としての信頼感にもつながるのです。
今回は足元のマナーに注目し、面接を受けるにあたっての一般的なポイントをご紹介してきましたが、これらをきちんとしておく事で、面接官に対するマイナスの心象を防ぐ効果も期待できます。他の転職者と比較しても遜色がない、もしくは一歩も二歩もスタートラインからリードできる効果もありますので、面接に臨む皆さんはぜひ参考にしてみてください。
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