日本の年間の転職者数はどのくらい?
日本国内で、毎年どのくらいの人が「転職」をしているかご存知ですか?ここでは2003年からの転職者数の推移データをもとに、転職者数の規模と傾向を解説。既に活動している顕在転職者とまだ活動していないけれど、心の中で転職を考えている潜在転職者、転職とは気持ちの積み重ねがトリガーになって動き出すものなのです。
年間の転職者数はおよそ280万人~350万人
「日本中で毎年何人くらいの人が転職しているのだろう?」と考えた事はありませんか?上記でご紹介しているグラフの数字は、2003年~2012年にかけての日本国内の転職者数の数字です。この数字を見る限りは、年間の転職者数は「およそ280万人~350万人」となっています。
年別のトレンドを見ていくと、2003年~2008年秋のいわゆるリーマンショックが発生する少し前までは、転職者数も大きく伸びています。またリーマンショック以降は国内の景況感が大きく悪化、それに合わせて雇用情勢も大きく悪化していき、2010年に底を打った後に転職者数は緩やかに回復、増加のトレンドへ切り替わってきています。尚、今後も緩やかに転職者数は回復、増加が続くと予測されています。
転職意向のある人の数を含めると、およそ600~700万人とも言われる
上記のグラフの数字は「就業者である人のうち前職のある人で、過去1年間に離職を経験した人」となっています。つまり「1年以内に転職を済ませた人」の人数という事になり、まだ転職は済ませていないものの、転職を希望している人(転職希望者)の数の多くを含まないであろう数字となっています。
そして転職サイトや転職エージェントに登録している人の多くは転職がまだ済んでいない「転職希望者」の状態です。このような転職をしたいとは考えているものの、現在転職活動中、もしくはこれから転職活動を始めようと考えている人たちも含めると、潜在的な転職者は年間で600万~700万人程度に達するとも言われています。
転職は心の中での積み重ねと、有益な情報との出会いによって動き出す
あなたにとっての転職が成功するか否かは「有益な情報との出会い」にかかっています。「転職は情報がきっかけとなって動き出すもの」であり、あなたの現在置かれている状況やこれまでの経験、今後の希望条件などにマッチした情報を収集していく事が重要になります。このように自分自身に合わせた個別の有益な情報を得るために、多くの方が転職サイトや転職エージェントへ登録してみて、自分にとって満足できるであろう転職先を得るきっかけを探しています。
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