リクルートエージェント（千葉）

応募したい企業があり、事前に応募書類の内容を添削をしてくれて、書類選考を通過するための精度を上げてくれる提案、アドバイスを個別に行ってくれた点は利用して良かったです。転職エージェントは過去に入社した人の事例やその人の経歴、評価されたポイントなどの情報にも詳しいので、通過率を上げるような支援を行ってくれる点はメリットだと思います。

ただ、自分の当時の勤務先での仕事が忙しい時も、企業側から受けた質問内容の確認や面接日程の調整などで連絡してくることが多く、どんどん転職活動を動かしていかないといけないという意識になり、それがたまに煩わしく思う時があったのがデメリットでした。

WEBで登録を行った後、面談を行いたいという連絡がありました。面談の時には転職を考えている理由や転職の希望時期、あとは希望業界や希望職種、転職の際に重視するポイント（プライベートを優先したいのか、年収アップを目指しているのかなど）など、1時間程度の時間でかなり細かなヒアリングを受けました。

その後は面談の時に話した内容に基づき、担当アドバイザーの人からおすすめの求人を送ってもらいました。その中には興味を感じた求人がいくつかあったため、提案の精度は結構高いと思いました。また、書類選考をクリアして面接へ進むことになった企業については、事前に面接対策の情報も送ってくれて、当日のポイントなども把握できた記憶があります。内定をもらった企業に対しては返答期限の交渉も行ってくれました。

アドバイザーが「まずは応募して面接を受けてみませんか？」という感じで求人を勧めてきたので、その後面接が一気に4社も入ってしまい、日程調整や事前の情報確認、準備が結構大変だったのを覚えています。

多くの案件を紹介してくれるという意味ではありがたかったものの、「どんどん応募した方がいい」「早く決めた方がいい」といった感じで急かされているような感覚はありました。転職する前提で利用するのであれば、そんなに問題がないのかもしれませんが、現職に留まるか、転職するかを悩んでいる段階だと、ちょっとペースが合わない人も出てくるかもしれません。

面談ではこちらが希望する条件に加えて、キャリアアドバイザー側から見たおすすめの求人情報も提案を受けました。ただ、その時に私が希望するような職種、条件の求人は少ないという話がありました。

今思えばオンライン面談前にもう少し職務経歴書をしっかり記入しておけば、もっと求人を紹介してもらえたかもしれません。私の場合は初めての転職活動だったので、まとまっていない内容は未記入のままとりあえず提出してしまいました。

最終的にはリクルートエージェント経由で紹介を受けた企業とは縁がなく、自分で次の転職先を見つけました。転職後もメールで状況確認の連絡が届く時もあったのですが、既に転職したのでサービスを終了したいと返信したところ、その後は連絡はなくなりました。