ハローワーク国分

このエリアは工場が多いので技術系の求人は多いものの、いわゆるOLのような職業はほぼありませんでした。以前に東京で勤務していた時は、公的機関でなく民間の転職エージェントを利用して転職をしたのですが、ハローワークは職業相談でも役立つアドバイスがある訳でもなく、希望する職業を見ながら企業を紹介してくれるだけのように思いました。また、応対していた年配職員の方がパソコン入力が苦手という事で待たされる事もしばしばありました。利用して良かった事と言えば地元の小規模な会社の求人まで拾えるといった点くらいです。

ちなみに失業認定後にハローワーク経由で就職が決まると再就職手当がもらえます。また、半年後に就業促進定着手当（再就職手当の支給を受けた人が、引き続きその再就職先に6ヶ月以上雇用され、且つ再就職先で6ヶ月の間に支払われた賃金の1日分額が雇用保険の給付を受ける離職前の賃金の1日分の額に比べて低下している場合にもらえる手当）がもらえるそうです。こういったこまめな話を聞くのは大切だと実感しました。

いつ行っても人が多く、駐車場もそれなりの広さなのに満車状態。集まっている求職者は若い人から年配の人まで様々で、なかなか良い求人に恵まれずに苦労しているように見えました。私も気長に通うつもりで毎週気になる求人を検索しに行き、ここで何度か相談もしてみましたが結局うまくいかないという事が続きました。これは外部の人に聞いた話ですが、相談に乗ってくれる担当者にも当たり外れがあるようで、私の実感も含めて、巡り合わせによる運不運もあるのかもしれません。

ある日、気になる求人を3件ほどピックアップして相談したところ、担当者の方が親身に対応してくれました。そして気になる企業順に問い合わせてくれて、1番目、2番目の企業はうまくいきませんでしたが、3番目の企業については面接を受けることが決まり、最終的にはバイトからの採用になりました。その後はめでたく正社員での採用となって現在に至っています。私が面接を受けた当時はとても小さな会社でしたが、長く働きやすい職場なので今は満足しています。

今になって思えば私は運が良かったのかなという気もしていて、あの時の担当者の方には感謝しています。求職中は何かと萎える事もありますが、諦めずに通い続ける、活動を続ける事が一番大事だと思います。そうすれば運も向こうからやって来るというものです。

大阪からのIターンに伴い、こちらに住所を移した後に相談に伺いました。基本的には子供のことを含めた家庭の事情を話しても親身になって聞いてくれましたが、そうはいっても土地柄もあってなのか、在宅勤務やリモートワークに対する認識はほとんどなく、PCでの事務作業を希望しても紹介されるのは工場やウェイトレスの仕事といった感じでした。私に運転免許がないのも原因の1つだったかもしれませんが、働けると思える仕事は残念ながらなかったです。

担当者によって対応は異なるが、親身になって話を聞いてくれる方もいれば、次々と対応しているせいか、いい加減な対応をする担当もいたりと、対応する担当者によってかなりの違いを感じた。担当者によっては現在何名の応募があるという事も教えてくれたりして、チャンスがありそうかなさそうかまで、ある程度アドバイスしてくれる方もいる。また、応募時に頑張ってください！と声をかけてくれる担当者もいた。結局は担当者次第という印象。これはどこのハローワークにも言えるかもしれないが、全体的に余り良い空気感が出ていない。雰囲気が重たい中では前向きな気持ちになれないと思った。

職業訓練の事を聞きに行きました。Webデザインの仕事に就くのが希望で、たまたまその内容の職業訓練が実施されると知って話を聞きました。ですが、この時に鹿児島は他県と比べるとWeb関連の企業は少ないですよというような説明がありました。

ちなみに訓練の実施は鹿児島市でこのハローワークの管轄外だったため、ある程度の説明は聞けましたが希望している人数等の詳細に関しては説明出来ないと言われました。管轄内の企業であれば今まで希望して受講した人数等の情報も教えてもらえる場合があるそうです。担当や管轄によるとも思いますが、対応自体には悪い印象はありません。

駐車場は100台くらいあったと思いますが、求職者の数が多い春先などは結構いっぱいになる事も多く、交通整理の人がいるくらいでした。

この時期は50台くらいある求人情報検索の端末も、整理券を取ってからしばらく待つといった事がありました。あと、職員の対応についてもあまりいい印象はありません。あまりにのんびりしていて、早く転職したいと思っていた私からするとペースが遅すぎました。正直、個々の求職者に合わせてアドバイスできるような人材はハローワークにはいないと思いました。扱っている求人情報に関しても、求人票に載っていない内容は面接を受けるまでわからずじまいでした。