ハローワーク沼津

職業や給料など、あまり多くの条件をつけなければ、以前よりは求人の数が増えてきています。私はこれまでに何度か利用した事があるのですが、以前までは失業者が溢れ、閲覧ができるパソコンも順番待ちが多かったものの、近年は雇用が回復してきているからなのか、空席が目立つようになってきました。

ハローワーク沼津内の雰囲気ですが、職員の方は受付の人も含めて皆さん優しく、気になる事などは気軽に相談できるような雰囲気でした。また、子供を見てもらえるようなちょっとしたスペースもあり、子供連れで仕事を探しているワーキングママさんなどもいました。ここは必要であれば職業訓練の斡旋等も行ってくれるので、将来就きたい職業や業種の内容によって、様々な相談ができるのも利点です。

沼津のハローワークはこの区域だと大きい方だと思います。駐車場はすぐ隣にあり、入口の管理人さんに「職安へ行きます」と伝えると番号札を渡され、指定された場所に停めるように指示されます。また、中の窓口で「求人の閲覧に来ました」と伝えると、ハローワークカードを見せてから30分ほどを目安に、求人の閲覧ができます。その時には40台以上のパソコンがあったと思うので、ほとんど待つことなく閲覧はできます。ただし私は9ヶ月ほど通っていましたが、同じ会社の求人がいつもいつも出てきているという印象を持っていました。また、外国人が仕事を探しに来ている姿もよく見かけ、窓口はいつも人が溢れているという感じでした。

私は相談したい時はこちらではなく、関連のジョブステーションでアドバイスを受けることが多かったですが、ジョブステーションでも履歴書作成や面接の練習なども見てくれて助かりました。沼津のハローワークは認定日の手続きも細かく時間が指定されていて、手続きに関してはスムーズでした。また、セミナーのチラシなども充実し、閲覧した求人もその場でコピーできるのが便利でした。

やはり都会のハローワークに比べると、求人の量も質も求職者もそれなりです。仕組みやシステムはどこも同一なので違いはありません。選べる仕事の種類や働ける会社の大きさ、働きに行く側の人の気持ちが都会とは違うなと思います。

ハローワーク沼津は一人一人の相談にかけている時間が長いと感じます。それによってメリット、デメリットがあるとは思います。個人のニーズに合致すれば有意義な時間になるでしょうが、その逆もありえます。良くも悪くも地元密着型という印象を受けました。

失業したのでここへ行きました。その時の思い出としては受付の人が面倒な感じで対応してきたので少々私も頭に来ました。まあ正直なところ、ハローワークの受付自体が恐らく非正規の職員の方なので、下流の足の引っ張り合いをしても仕方がないと思って我慢はしました。

ハローワークというところは、親身になって相談してくれる方もいれば、その職にしがみついて人を見下している方、一時的な腰掛の方など様々で、組織としては安定職なので、あんまり期待すると痛い目にあうと私は思っています。

福祉に関するセミナーを受けた事があります。2部構成になっていて、1部は福祉の仕事に携わっている人が話してくれました。そもそも福祉とは何かといった根本的な話からしてくれて、現状についてよく知る事ができました。また、2部は病院や福祉の仕事に携わる企業の方も来ていて、実際に病院や福祉関連施設の方と話ができる時間がありました。そこでは勤務体系の事や会社の雰囲気をよく知る事ができますし、どういった業務なのかを詳しく聞く事もできます。初めてでも気軽に参加できるタイプのセミナーでした。

採用に結びつきやすい履歴書、職務経歴書の書き方を教えてもらいました。新卒と既卒では使う履歴書のフォーマットを変えた方がいいことや、市販されている履歴書の多くは新卒向けのものであるなど、言われればなるほどという感じの内容でした。

一番役に立ったのは、履歴書を送付する前にコピーを手元に残し、面接に臨む際にはそれを持って行くということです。面接官に質問を受けた時、自分で履歴書に何を書いたかを忘れてしまい、履歴書と違う受け答えをしてしまう応募者が結構いるそうです。この点は自分もうっかりやってしまいそうなミスだと思いました。

手続き関連はなるべく時間がかからないように配慮してくれて、子供にはマザーズコーナーのDVDを見せてもらい、職員の方も手続きの間は子供の様子を見ているよと言ってもらったこともありました。自分の経歴に基づいた職場も紹介してもらえますし、保育園のことも相談できます。ハローワーク沼津のマザーズコーナーは子連れのママさんにもお勧めです。

2歳の娘を一緒に連れて、マザーズコーナーで相談をしました。最初は子連れだったので嫌な顔をされるかと不安もありましたが、マザーズコーナーには子供を遊ばせておけるスペースもあり、気兼ねなく相談できたので良かったです。

相談員の方もお孫さんがいる女性で、事務作業は「お子さんが飽きちゃうからね」と言ってテキパキと進めてくださり、子育ての話も交えつつ、おすすめの求人情報をピックアップしてくれました。同時に保育園の情報なども教えてくれて大変参考になりました。

入口のすぐ隣に駐輪場がありました。概ね自転車が5台から6台置けるくらいの小さな駐輪場だと思います。私の場合は原付でハローワークに通っていたため、少し詰めて入れないといけなかったです。設備的には雨除けなども特になく、目立ったごみ等は落ちておらず比較的綺麗でした。

沼津駅の南口から歩くと15分くらいかかる立地にあります。駅から歩いて行くとちょっと時間がかかりますが、雰囲気的には静かな感じで、パソコンを使った求人の検索などは集中して行えると思います。ここでスタッフの人に何度か相談もした事がありますが、基本的にはどの方も丁寧に対応してくれました。思っていたよりも堅苦しさが無く、気さくな方が多いので、色々と相談はしやすかったです。

沼津のハローワークにも行きましたし、携帯の転職サイトなどでも求人を探しました。でも、どの求人も私の住む場所から1時間以上走らないと行けないような所ばかり。自分が住んでいる集落で仕事を探してみても、夏場なら海の家でアルバイト、冬場なら農家さんが収穫したミカンを箱詰めするようなバイトといった感じです。

最終的に見つけた仕事はハローワーク経由でなく、近所の友達から紹介してもらった宿泊施設です。掃除や食事の配膳・下膳、その他雑用に関する仕事です。個人的には介護の資格を持っていたので福祉関係の仕事に就きたかったですが、田舎で仕事を探そうと思うと職種や給料面などにこだわっていられません。あれこれ選んでいられないのです。

せっかく資格を持っていても、活かせる企業の数が圧倒的に少ないです。最近は持っている資格の仕事を諦めて、全く違う仕事に就くことも考えています。ハローワーク以外だと、近所の人が紹介してくれた仕事や、求人誌、求人広告で見つける仕事もありますが、裾野市ではなく三島市や沼津市での仕事のケースが多いです。

駅から近い所の仕事は、なかなか見つかりません。駅の近くにもカフェやファミレス、ファストフード店等のお店が少ないので、パートで働く場所も少ないです。田舎によくあるような、おばちゃんが一人でやっている商店がポツポツあるだけで、仕事につながる所は少ないです。

田舎で仕事を探すと、観光業だったり、林業、漁業など、なかなか覚悟がいる職業が多いと感じます。私はこの年で車いすの障がい者になってしまい、仕事選びもかなり限定されてしまうため、結構苦労しています。恐らく都会の方が公共交通機関や道路もバリアフリーで整備されていて、障がい者の仕事選びでも環境が良いのかなと思っています。

以前まではバイト雑誌や新聞の求人広告などでも探していましたが、現在は障がい者枠で市の生活支援員の方に協力してもらったり、企業の面接会へ行って探すことが多いです。かなりの大企業でないとバリアフリーの職場が望めないことが多いですし、高度なスキルも要求されます。肉体労働でしか稼いでいなかった私にはなかなか厳しい活動です。