ハローワーク新庄

田舎は都会と違って地域に密着しているので、知人の紹介やコネ入社というのが一番お薦めの方法だと思います。田舎だと知り合いの紹介というだけで、不思議とその人の人柄が評価されたり、信頼度が増したりするので。

私の場合は学校を卒業した後、一時期東京で働きましたが、地元に帰った時に仕事を探し、ハローワークにも行きました。でもきちんとした会社勤めができる中途採用の求人はなかなかなく、仕事探しに随分苦労をしました。最後は知人から紹介してもらい、事務員として採用してもらえた形です。田舎は何をするにも顔見知りというのがとても重要になってきます。

転職希望だったため、在職中に相談に行きました。山形はそもそも事業所自体が少ない地域なので、求人情報も同じように少なく、正直応募したいと思えるような仕事はありませんでした。

また、ハローワークで働く職員のほとんどが地元の方で、非常勤の嘱託職員のようだったので、プライバシーがきちんと守られているのかも少し不安に思います。知っている人がいるというのは、プラスの面と悪い面の両方があると思います。

ちなみに在職中で仕事を探す場合は、平日の8時半から17時15分の間に相談に行く必要があります。開庁時間を延長してくれる日もあれば便利なのですが、結局は行きづらくて相談したのも1回のみでした。いつも利用している転職サイトからは新着求人情報のメールが届くので、ハローワークでも同じようなメールサービスがあればいいのにと思います。

最初はただ仕事探しに関する事を教えてもらうだけでしたが、転職活動に行き詰ったこともあり、サポートステーションと連携した形で担当の職員さんを付けてもらい、カウンセリングをしてもらいながらの転職活動でした。

山形は地方なので、転職サイトでもなかなか良い仕事はなく、選択肢はハローワークの一択でした。場所は駐車場も広くて便利でしたが、窓口の対応は職員さんによって差が激しく、そっけない対応を受けて落ち込んだ事もありました。しかし、担当になった職員さんについては話のしやすい良い方でした。

職種を限定しなければ多くの求人がありますが、前職の経験や保有資格を活かせる求人が皆無で困っています。また、在宅ワークのような求人を検索しようとしても選択肢がありません。現行の求人情報では在宅ワークは補足事項であって、分類条件にはなっていないため、数十社がリストアップされても適合した情報を得ることができません。働き方が多様化していると聞きますが、状況に合わせてハローワークも取扱いを増やして欲しいです。