ハローワーク津山

都会とは求人数が全く異なります。また、求人の種類も非常に限定的です。さらに都会と比べるとどの仕事も低賃金だし、未だに地方では労働組合費を自動的に徴収される事もあったりするため、手取りの給与はどんどん減ります。

電車やバスもほとんど機能していないし、駅が近くにないことも多いため、自動車がなければ職場にすら行くことができません。もはや自動車を購入できる人が職探しをするのかと言いたいくらいですが、自動車が無いことにはハローワークの求人も役には立ちません。働く職員は精一杯やってくれますが、この地域での仕事はかなり厳しいです。

少ない中から事務系の求人を見つけて応募した時も書類選考で落とされてしまい、面接を受ける段階まで進むことすらありませんでした。職員の人にも相談したところ、やはり事務職は選ぶほうが優位で競争率も高く、結局は事務職の仕事を諦めざるをえませんでした。その後は別で登録していた人材派遣会社を通じて工場の作業員として就職しました。

ちなみに駐車場については建物のそばに20台ほど停められる場所があります。また、そこが仮に一杯でも道の向かい側に市営の駐車場もあり、ハローワーク利用であれば2時間無料で停めることができたと思います。

小さな街なのでインターネットの転職サイトだけでは求人が多く出てきません。なので当然ながらハローワークに頼るしかありませんが、ハローワークでもそう簡単に仕事は決まりません。ここは失業保険の認定日などが重なると混雑しますし、敷地内の少し離れた場所にある有料駐車場（ハローワーク利用後券をもらえば無料になる）も時によっては満車になる事がありました。パソコンでの求人閲覧は容易ですが、印刷枚数は制限されていたので少し利用しづらかったです。また応対も職員さん次第で大きく変わる印象です。

求人自体は多いと感じましたが、中身としては工事作業員など男性向けの求人が多く、女性が実際に働けそうなものは介護関連や経験者という条件が付く事務職くらいでした。私もいくつか相談させてもらいましたが、想像よりは丁寧に応対してくれて、持っている資格などを考えて、どの求人が適しているのかなども教えてくれて話は分かりやすかったです。その後は幸いにも3社目の面接で良い職場に出会え、働くことができました。

ここは駅から少し離れていますが、近くにバスの停留所もあります。専用の駐車場に停められる台数は少なくて、いつ行ってもほとんど埋まってしまっていますが、道の向かいに公共の有料駐車場があり、2時間以内であれば無料で利用することが出来ます。中に入ってからのパソコンに関しては、待つこともなくすぐに利用ができました。相談もそこまで長時間待つことはなかったので比較的気軽に利用できるとは思います。

子供がまだ保育園に入る前で、1歳の子供を連れてハローワークの求人を見に行きました。ハローワーク津山のマザーズコーナーは建物内の一番奥にありました。気になる求人があれば子供をキッズスペースで遊ばせながらゆっくり話を聞くことはできます。キッズスペース内には絵本やぬいぐるみ、積み木やすべり台があり、退屈せずに過ごせるようにはなっていました。職員の方も女性が多く、こちらも話がしやすかったのは良かったです。

会社の昼休みから14時くらいの時間帯に出かけていた時は大体車が停められなかったです。ちなみに駐車できない時は周辺の駐車場をご利用くださいと建物内で小さく表記されていました。もっときちんと見えるところへある方がいいと思いますし、そもそも車で訪れる人がほとんどのはずなので何らかの改善が必要だと思いました。

田舎のハローワークという事もあり、利用者のほとんどが自家用車で来所しています。隣接する駐車場の方は駐車台数が少ないので、高い割合で駐車する事ができません。そのためほとんどの場合は向かい側にある有料の駐車場に停める事になります。ちなみにハローワークを利用すれば数時間無料で駐車する事ができるため、実質的には金銭負担なしで利用できる仕組みになっていました。

唯一不便なのは天気が悪い日に近くの場所に停めたいと思っても、空きがなければそちらの駐車場まで引き返さなくてはいけない点。一度隣接する駐車場の状況を確認してから引き返すのがちょっと手間に感じました。

自転車の駐輪場はあり、雨除け用の屋根も付いていて20台から30台程度の自転車、バイクが停められると思います。ただ、薄暗い場所にあり、あまり目立たない感じで、以前行った時はそこで求職者の人がお昼の食事を取っているようでした。さすがにその時はちょっと駐輪するのに躊躇してしまいました。

ハローワークで求人をチェックしても良いと思えるものがなく、新聞広告や求人サイトも見ましたが、都会とは状況がまったく違い、どれもほとんど役には立たなかったです。以前は神奈川、京都に住んでいましたが、仕事の量も給与の額もこことはまったく違いました。それなりの仕事、給与が欲しかったら、通勤時間をかけて遠くまで通うしかありません。私が岡山の県北に来て約4年、地方の生活の厳しさを実感しました。