ハローワーク篠ノ井

篠ノ井駅の東口から歩いて3、4分ほどの場所にあるハローワークのため、立地としては結構便利です。道のり的にも駅の東口を出て右に曲がった後はまっすぐ進み、1本目の交差点を左に曲がって行くだけなので、わかりやすいと思います。

ちなみにバスに関してはハローワーク篠ノ井のすぐ近くにハローワーク前というバス停がありますが、これは篠ノ井ぐるりん号という長野市のコミュニティバスのバス停です。運行本数は平均で1時間に1本くらいのため、バスはあまり当てにできないと思います。

そんなに広さがないハローワークなので、少し狭めに感じるかもしれません。内部に入ると元々ロビーとして使われていたスペースに求人検索用のパソコンが設置されていて、混雑時には順番待ちになっていました。

ちなみに仕事探しの相談をした際、担当者の人が求人募集元の会社に電話で問い合わせてくれたのですが、その時の内容が周囲に聞こえてしまっていたので、プライバシーの確保にはもう少し配慮して欲しいと思いました。基本的にコンパクトな施設なので、施設内の配置は把握しやすいと思います。

ハローワーク篠ノ井の施設内にはマザーズコーナーがありません。もしマザーズコーナーを利用したいのであれば、周辺だと長野駅の近くにあるハローワーク長野のマザーズコーナーまで足を運ぶ必要があると思います。

ハローワーク長野のマザーズコーナーは一般の求職者と分けられていて、小さなキッズスペースにおもちゃや絵本が置いてあったりし、子供と一緒に行っても大丈夫なようになっています。子育てと仕事の両立に積極的な職場の求人情報がまとめられていたりして、ママさんが仕事を探しやすいように工夫してあります。

失業保険の手続きを行いました。事前にインターネットで手順を調べ、必要書類を準備してから訪問したため、手続き自体はスムーズに進みました。最初に受付で失業保険の手続きを希望している旨を伝えると、すぐに受付番号を渡してくれて、そこから10分ほど待つと私の順番が呼ばれました。

まずは窓口の方に離職票を提出し、離職した日付や理由に関する確認がありましたが、これは離職理由によって受給資格が異なってくるためとのことでした。また、雇用保険の受給説明会や失業認定日に関する詳しい説明があり、失業保険窓口での手続きは終了しました。

その後は求職相談の窓口に呼ばれ、具体的な求職活動の方法を教えてもらいました。ハローワークインターネットサービスのサイトが利用できるように求職登録を行ってもらい、求職活動を始める準備を整えてその日は終わりました。2つの窓口を合わせて合計で2時間程度かかったのですが、質問した時も職員の方が丁寧に回答してくれたので困ることはなかったです。

求人情報の検索をしたい時は受付に行って、あらかじめ指定されたパソコンを使用する形になります。ただ、パソコン画面の文字が小さくて見づらい印象で、老眼の人だと不便を感じるかもしれません（ちなみに老眼用のメガネも用意されていました）。

流れとしては、もし希望する求人があれば求人票をコピーして受付に提出します。そして番号札を受け取り、指定された相談員の人との相談が始まる感じです。求人に応募して面接を希望する際は、相談員の人が求人先に電話を入れて面接日を調整してくれます。混雑している時期は20人くらいの求職者がいたこともありました。