ハローワーク一関

一関駅から歩いて行こうとすると30分くらいはかかる立地です。位置的には一関市役所のもう少し先になるため、電車を利用して行くのは大変です。特に雪が積もる冬場は徒歩で行くのが困難だと思います。

ちなみにバス停に関しては「一関市役所西」というバス停が最寄りになります。一応、岩手県交通のバス路線が複数走っているものの、1時間に1本もバスが来ないと思うので、バスで行きやすいとも言えません。公共交通機関でアクセスしやすい感じではないと思います。

建物のすぐ横の敷地と1階の一部が駐車場になっていて、出入口も入口専用と出口専用で分けられています。ただ、駐車できる台数はそんなに多くなく、合計で15台程度だと思います。自転車の駐輪場に関しては建物の入口近くに屋根付きの駐輪スペースが設けられているため、自転車で行っても停めやすいと思います。

ちなみにハローワーク一関のすぐ隣りには「一関保健センター」と「一関こどもセンター」があり、そちらの駐車場とハローワークの駐車場が繋がっているように見えるため、その点だけ注意した方がいいかもしれません。広さは保健センターの駐車場の方が広いです。

建物の中に入ると受付があり、そこで用件を伝えればどこの窓口に行けば良いか、すぐに教えてもらえます。ただ、初めてハローワークのサービスを利用する場合は、求職登録のための書類記入の方に時間がかかり、やや面倒に感じました（仕方ないですが）。

私の場合はその後、職業相談の窓口の場所を教えてもらい、相談の順番を待ちました。その後は窓口の担当者の人と個別に相談を行い、アドバイスを受けたり、こちらのイメージに合わせた求人情報を紹介してもらったりしました。私が行った時は比較的空いていて、利用者よりも職員の人の方が多かったのが記憶にあります。

自宅でハローワークインターネットサービスを利用し、最初に応募したい求人の番号をいくつか控えてから相談窓口へ行くと、応募までの流れがスムーズに進められます。相談窓口の方は大体女性の方で、基本的には丁寧に対応してくれていました。

応募前に求人内容の気になる点を相談をすると、1つ1つ確認を取りながら回答してくれます。また、求人票には掲載されていない、例えば現在何人の方が応募しているか？などの情報もパソコンを見ながら教えてくれたりします。その他、応募前に作成した履歴書の内容、書き方なども希望すれば添削してもらえます。

私が行った時は年配の人が多く来ていて、求人検索を利用している人が多く、検索端末は満席になっていました。また、検索端末だけでなく、紙でまとめた台帳や壁に張られた求人情報を見ている人も比較的多かった印象です。

窓口では直接相談員の人に相談し、その場で応募先の企業に電話してもらったり、色々と確認、相談している50代くらいの男性が多かったと思います。ハローワークには「東京で稼ぎませんか」といった趣旨のパンフレットも置いてありました。

2020年頃に初めて利用しました。私の場合は精神的な持病があって、ハローワーク一関の窓口まで毎回足を運ぶのが難しかったからです。ハローワークインターネットサービスは場所を選ばずに求人情報が探せる点や、混雑時の待ち時間を気にせずに利用できる点が良いと思います。

ただ、求人情報の中身に関しては求人票の記載が簡素的なものが多く、詳細を確認したり、応募手続きで紹介状が必要な求人については結局窓口まで足を運ぶ必要がありました。ハローワークインターネットサービスだけで応募が完結できないのがデメリットになってくると思います。

自分の場合は情報収集のツールとして活用し、気になる求人があれば窓口で詳しく相談するという形で、ハローワークの訪問回数を抑えながら使い分けていました。