ハローワーク諫早

諫早市と雲仙市を管轄するハローワークで、島原鉄道の沿線地域に住んでいる人であれば、電車を使ってハローワーク諫早まで行くことも可能です。最寄り駅は本諫早駅で、駅からハローワーク諫早までは歩いて10分程度の距離となっています。

バスを利用して行く場合、最寄りのバス停は「厚生町」となっていて、このバス停を経由する長崎県営バスの路線は複数あります。乗る路線によってはバスの運行本数がかなり少なくなってきますが、一応バスで行くこともできます。ただし、地元の人のほとんどは自家用車で行くことが多いと思います。

ハローワーク諫早の建物のすぐ横に駐車場があり、概ね30台前後の車を駐車することができます。また、満車の場合は少し離れた場所に第2駐車場も用意されています。ハローワークの入口には警備員さんが立っていて、入る時に駐車する場所を指定される流れとなっています。

ちなみに私が行っていた時は車が停められないほど混んでいることはありませんでした。駐車場の出入口も県道55号線に面していて、ハローワーク諫早の看板も出ているのでわかりやすい方だと思います。

何度か相談したことはあるものの、相談する人によって親身さもアドバイスの内容も異なる印象があります。こちらの話を聞いて優しく接してくれる人もいれば、中には「結局どうしたいのか？ですよ」といった感じでストレートな言い回しをするような人もいて、そんな時は少し落ち込んでしまったこともあります。

ちなみに初めて相談に行った時はまず、ハローワークのサービスを利用するために求職申込みの手続きを行う必要がありました。ハローワークの受付で専用の用紙に記入して提出すればOKなのですが、名前や住所から、今後希望する仕事内容、過去に経験した仕事内容などを記入しなければならなかったので、最初はその記入が少々面倒でした。

仕事探しに関する相談はできるようになっています。例えば面接を受けてみたい職場があれば、その会社の情報に詳しい職員の人に話を聞き、良い情報も悪い情報も聞けて、そういった点は参考になりました。でも、結局はなかなか働きたいと思えるような職場が見つからないのが問題だと思います。

諫早のような田舎だとパートの仕事を探すのも結構大変です。こちらが働ける時間帯と合わなかったり、職場が遠すぎたり、そもそも子育て中の主婦は門前払いのような会社の担当者もいました。そんな状況なので周囲の友人は地元を出て、他県へと引っ越していったケースも多いです。

雲仙市に住んでいますが、例えば農作業やサービス業の販売員、観光地のホテル関係の求人などは出ていました。あとは保育士や看護師、介護職の仕事はたくさんあるものの、専門的な資格が求められるものが多かったです。

私自身は子供を預けながら、短時間で効率よく働けるパートの仕事があればと思っていましたが、正直なかなか条件が合う仕事は見つかっていません。ハローワークの求人を見ていると、どれも時給が低く、車通勤が前提になるのでガソリン代も気になります。働きたいと思っても選択肢が限られていて、その中から仕事を見つけるのは大変です。

自分自身の本質を知り、そこから適職を考えるといったテーマのセミナーに参加したことがあります。その時はキャリアカウンセラーの人がいて、参加者が3人1組になってディスカッションを行うような形式でした。一般的には今まで自分が経験した職種なら採用される確率も高くなるとのことでしたが、その仕事が本当に自分に向いているものなのか？改めて客観的に確かめてみることも大切だと言われました。

例えば新たな職種に挑戦して、自分の天職を探してみるか？といったことも参加者同士で話し合いました。その時に他人の意見を聞くことで新しい気付きが得られたり、そんな考え方もあるのかと知る機会にはなりました。仕事探しに悩んでいたり、行き詰まりを感じている人なら、一度参加してみるのも悪くはないかもしれません。