ハローワーク柏崎

JR越後線の沿線に住んでいる人であれば、刈羽村や出雲崎町方面から電車で行けなくはないものの、電車の運行本数が2時間に1本くらいしか走っていないのがネックになってきます。また、柏崎駅からハローワーク柏崎までは1.5kmほど離れているため、駅からハローワークまでの距離も結構遠いです。特に冬場は電車で行くのは大変だと思います。

バスに関しても柏崎駅と新潟産業大学を繋ぐ越後交通の路線は一応あるものの、1日に6、7本しかバスが走ってないため、バスを使ってハローワーク柏崎まで行くのも大変だろうと思います。地元のほとんどの人は自家用車でアクセスしていると思います。

初めて行く時は慣れない場所だったので大丈夫かな？と若干気になったものの、行ってみれば比較的気軽に仕事の検索ができる場所でした。施設内に設置されているパソコンを使って自分で求人の検索を行い、気になる求人があれば受付の人に言うと職業相談の窓口を紹介してもらえます。

職業相談窓口で相談した職員の人は年配の人でしたが、こちらが若いのに仕事を探している姿を見て、心配してくれたり励ましてくれた記憶があります。特に悪い印象はないハローワークです。

ハローワーク柏崎の施設内にはマザーズコーナーがありません。もしマザーズコーナーを利用したいのであれば、周辺だとハローワーク上越、またはハローワーク長岡のマザーズコーナーまで足を運ぶ必要があると思います。

ハローワークのマザーズコーナーは一般の求職者と分けられていて、小さなキッズスペースにおもちゃや絵本が置いてあったりし、子供と一緒に行っても大丈夫なようになっています。子育てと仕事の両立に積極的な職場の求人情報がまとめられていたりして、ママさんが仕事を探しやすいように工夫してあります。

設置されているパソコンを使って求人情報を検索し、気になった求人の内容や条件について詳しく教えてもらいたくてハローワーク柏崎へ行きました。でも、結論的には求人票に記載されている事実くらいしか教えてもらえなかった感じです。

例えば求人を出している理由について、長く勤めていた人が辞めてしまったからなのか、入社してもすぐに人が辞めてしまうのかなどの経緯を知りたかったのですが、詳しい話はよくわからないようでした。

当たり障りのない質問であれば、募集元の会社に連絡を入れて確認してくれることもあるのですが、基本的には「応募しますか？どうされますか？」と聞かれる感じでした。正直、相談というよりも応募手続きの仲介を行っているという印象が強いです。もちろん、すべての職員がそういう対応をしている訳ではないかもしれませんが、あまり頼りになる印象はなかったです。

5年ほど前、初めて転職活動をしようと思った時にハローワーク柏崎の職業相談窓口へ行きました。実際、どのように転職活動を進めれば良いか、どのくらいの期間がかかるものなのか、自分に具体的な求人はありそうかなどを担当者の人に相談しました。

その後はいくつかの求人紹介を受け、紹介された企業へ応募もしました。結果的には不採用になってしまったものの、その時も前向きに励ましてくれて、思っていたよりも親身に相談にのってくれた印象があったのを覚えています。