ハローワーク龍野

自分の場合は姫路に住んでいますが、姫路のハローワークは駐車場が混雑して大変なので、龍野のハローワークに行きました。こちらの方が駐車場に車を停めやすく、入ってすぐに閲覧用のパソコンも使用できました。待っている人がいるという目を気にする必要もなく、ゆっくり求人の閲覧ができました。窓口の方も丁寧で、こちらを通して再就職先も見つけられました。案外姫路に住んでいる人にもおすすめかもしれません。

職種や待遇にこだわらなければ再就職先は見つかります。私はタクシー乗務員の求人に応募して採用された事があります。職員の対応はまちまちといった感じで、親身になって相手目線で接してくれる人もいれば、役人気質で偉そうにものを言う職員もいました。ただ、どの職員も真剣に仕事を探しているという姿勢を示せば、丁寧に応対はしてくれました。そこは田舎のやんわりとしたハローワークといった感じです。応募してみてもいい企業と、やめておいた方がいい企業とをはっきり選別してくれるような職員もいました。ここは近隣のものづくり大学校と提携し、職業訓練にも力を入れています。求職者にも広報されていました。

もともと大阪の中小企業に勤めていましたが実家に戻りました。そして実家の近くで仕事を探そうと思いましたが駄目でした。田舎の特徴なのかもしれませんが、あるのは製造業や介護職の求人ばかりです。求人数自体は多いものの、製造業や介護職の仕事は希望していません。結局はハローワークでの仕事探しを諦めました。

龍野のハローワークは管轄している範囲も広く、住んでいる場所から通うのが難しい会社の求人も多くありました。パソコンを扱うような仕事を探しましたが、エンジニアやプログラマーの求人は1件あるのみでした。その後は従業員として働く事を考え直し、自営業を選びました。

本竜野駅からは少し遠く、車でのアクセスが必須になります。場所は龍野新大橋を東に渡ってすぐのところです。ここは駐車場はありますが、25台ほどしか停めらず出入口も狭いので、認定日に車で行くと大変な事になります。ただ、すぐ下の無料河川敷駐車場なら沢山停められるので、そちらを利用するのならば問題ありません。

建物内は1階が各相談窓口（失業認定、職業紹介、事業者向けなど多数）、求人閲覧用のパソコン、2階には研修室があったと思います。その他別棟のプレハブには、個別に専門相談員と就職相談ができるコーナーもあり、履歴書や職務経歴書の書き方、模擬面接などもしてくれます。ただ、こちらは希望者のみ入室可で毎回予約をしないといけません。

退職して再就職し、また次の職場が合わず辞めてしまった時に行き、辞めた会社側で書類の不備があったのですが、細かく説明してもらえました。その後は介護とは別の業界で再就職が決まり、失業給付金を全くもらっていなかったので、再就職手当が給付されることになりました。これまでに何度かここに行っていますが、その度に詳しく説明してもらえたので助かりますし、印象は別に悪くないです。

申請手続きに関する説明などは丁寧でした。こちらが聞いたことにもきちんと答えてくれましたし、説明会や失業手当の認定日に関する案内もわかりやすかったです。こちらは室内にどこで何の手続きができるか、手続きの流れなどを見やすい文字で表示していたのが良かったです。強いて言えばスペースがもう少し広い方が車椅子の人やベビーカーの人でも移動がしやすく、もっといろんな方が利用しやすいと思います。

設置されているパソコンで求人を閲覧し、その中から気になる求人票を印刷して窓口へ持って行くと、その案件についてどんな仕事なのか、どういった人を求めているのかなどの情報を教えてくれます。また、その案件に現在何人くらいの人が応募しているなどの求人倍率も教えてくれたので、その点はわかりやすくて良かったです。ウェブの転職サイトの求人だと、現在何人が応募しているのかなどの情報はわからないと思うので、その点は意外な情報でした。競争率を考えて応募する、しないを決められるし、わかるものに関してはブラック企業でないかなども教えてもらえます。

相談窓口の雰囲気はそんなに悪くありません。気まずい感じもありませんでしたので。個人的には応募時に倍率や難易度などの情報も教えてくれるのがわかりやすくて良かったです。雇用情勢がいい地域とは言い難いと思いますが、しっかり相談すれば親身になってくれると思うので頑張ってください。

求人自体は多くあり、地元の企業だけでなく広域の求人もパソコンで調べることができ、その点は便利だと思います。ここは設置されているパソコンの台数は多く、パソコンを使用するための待ち時間はなかったですが、ハローワーク職員との相談に関しては多少の待ち時間がありました。特に閉館ギリギリの時間帯になると待ち時間も多くなる気がするので、日中などに利用した方がいいと思います。

セミナーでは履歴書の書き方講座や面接対策講座などが開かれ、わかりやすく説明してくれます。志望動機の添削やどんな事を書けばいいのかといった内容も教えてくれました。また、面接の講座では面接官の質問に対して具体的にどんな受け答えをすればいいのかを教えてくれました。自己PRや志望動機、資格の書き方など、面接官が一番メインで見るポイントをいかにしっかり書いているかを見てくれたのでとても良かったです。自分に置き換えた書き方もしっかり教えてもらえたので、こういったセミナーは受けた方がいいと思います。

電車で行くのなら、本竜野駅からバスに乗り換えて行かなければ行くのが難しいです。バスの本数もそんなに多くないため、事前に時刻表をきちんと見ていかないといけません。たつの市も広いので、遠い場所からバスのみで行くのは不便だと思います。行くなら車で行く方が便利でしょう。

求人件数自体は多く、仕事内容や福利厚生、休日日数などが選べるのでその点は便利だと思いました。転勤がなく、地元で働き続けたい人はハローワークで探した方が地元だけの求人が多く出ているのでおすすめかもしれません。中にはブラック企業や架空企業などもあるのかもしれませんが、以前利用した際は特に問題と感じたようなことはなかったです。

たつの市のハローワークで職探しをするも、自分の希望に沿うものは本当に少なく、もしあったとしてもすぐに申し込まなければ募集がなくなるような状況でした。この時は2週間ほどハローワークで募集要項を確認しましたが、同じ企業がずっと募集を出していて、ブラック企業のような所ではないかと思い避けていました。

そこでネットを使って見つけたのが地元専門の転職サイト「はりまっち転職」です。私はこのサイトで次の転職先を見つけました。正直、田舎の会社はお金がかかる新聞広告や転職サイトでは募集を一切行わず、ハローワークのような無料で募集できる媒体のみに頼っていると思います。こういった方法で大量に人を募集している会社は気を付けた方がいいように感じます。

扱っている仕事の中身が偏っていると思う。土木関連の仕事が多いのか、私のようにデザイナー系の仕事を望む場合は、神戸や大阪辺りまで出ないとないように思った。姫路にもデザイナーの求人は少しだけあったけど、印刷系の仕事でちょっと毛色が違い、やはり応募するまでには至らない。また、フリーペーパーもチェックはしてみたが、やはり最終的に情報が多いのはハローワークだった。最近はハローワーク以外の民間のサービスもあると聞いたのでそこに登録しようかとも思っている。